Y.P 様    統合するということ


                                                                          2012.5.14                

こないだニューヨークで受講したのは、”Integrated Healing”というキネシオロジーの一種のヒーリングテクニックのクラス。実は、昨年2月にデンバーで初めて受講したんだけれど、当時は自分の英語の理解力が怪しかったのと、1年間やらないうちにほとんど忘れてしまったこともあって、再度受けることにしたのだった。

このIntegrated Healing(=以後IH)は、私の人生を語る上では外すことのできない、大きなインパクトを与えてくれたヒーリング。  
まだ東京にいた頃、そして私の人生が大きく変わり始めたのは、
『メタフィジックス界のスーパー外科医』とでもよぶべく、伊澤葉香さんに出逢ったときからで、彼女が使っているのがこのテクニックだった。

もちろんその当時は、これが何なのか、前世療法とやらと何が違うのか、私には知るべくもなく、というか、あまりそこには感心を置いていなかった。

とにかく、自分の人生、もしくは自分の”何か”を変えたかった。 彼女のセッションを受け始めてだいたい3回目が過ぎた頃から、私の人生の車輪が大きく回転しはじめ、あれよあれよというまに、ものすごい変化を経験した。それが、たまたま運命とやらのそういう時期だったのか、偶然だったのかはわからないけれど、振り返ってみると、とても偶然とは思えない出来事の連続で、葉香さんの力添えがなかったら、私が今ここにいるとは到底思えないのだ。 私個人的には、どんなヒーリング療法もそれぞれ効果があると思う。でも、少なくとも私自身にはこのIHがとても合っていたし、目に見えて効果があった。

その上、私が望んでいたこと、そして知りたかったことを包括し、且つそれを腑に落ちる形で説明してくれるベストなツールだったのは間違いない。 ホリスティックとは全体的、総体的という意味だけれど、IHはまさに、私達のbeing(存在)の全て、身体的、心的、エネルギー的の全てを統合(Integrate=統合する、の意)させる、またその全てを合わせてバランスする。

西洋医学が例えばケガや病気の箇所だけに主にフォーカスし、処置を施す一方で、東洋医学は漢方などで知られているように、根本の原因を探り、時間をかけて身体自身の自己治癒力に働きかける。 IHは、そういう意味でいうと、東洋医学に近いアプローチで、問題(身体的な病気だけでなく、心や、精神なども含め)の大元となっている原因、箇所を探しだし、それをエネルギー体としての私達のbeing(存在)全体のバランスをとることで、本来の自分自身としてより生きられるように、まさに文字通り、マトリックス的に”統合”してくれるのだ。

香港で受けた、友人の心理学講座でも学んだけれど、私達はこの世に生を授かった瞬間から、生き延びるために、様々な方法を自ら編み出し、自分を守るために必死にいろんなプログラムを自ら作っていく。それが時に、本来の自分として生きる上で制限となったりブロックとなってしまっていることがある。 でも、それに気づいたら、そのプログラムを書き換えればよいのだ。そのために、ありがたいことに世の中には、IHや他のキネシオロジー、もしくは他の様々なヒーリング、療法、そして心理療法まで、幅広い手段と方法と選択肢がある。 きっと必ずや、自分にピッタリ合った方法があるはず。そしてそこには、実は自分がそもそも想像していた”ヒーリング”という言葉以上の宝が隠されていたり、思わぬ光の扉を開くことが往々にしてあったりする。 私にとっては、それがたまたまIHだった。                  





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