* エネルギーコード


 海に浮かぶ島々がその海底ではつながっているように、私たちもま
たエネルギーのレベルではエネルギーコードを通してつながってい
ます。その中でネガティブなコードは、不適切に私たちを拘束する結
びつきをさします。それをつなげているのは、恐れや罪悪感や自分を
限定した信じ込みなどです。このコードは、互いの関係が終わった後
も残されていて、時間がたっても解除されることはありません。そして、
同じような状況に陥りそうになることを恐れたり、反対に同じ苦しい状
況を招いたり、生命エネルギーを損なう原因となります。
恐れやネガティブな信念によってつながれているコードは、魂や心や肉体
に直接的な影響を及ぼします。


<例>
 ある女性は好きになると、その男性への疑いや親密になることへの
恐れがあって、どうしても前に進むことができませんでした。そこには
ある男性から暴行を受けた悲痛な経験がありました。男性への嫌悪感
と同時に、自己への罪悪感や無力であることへの恐怖心が、絶えずそ
の女性を悩ませていました。
この人には過去世にもこのような経験があり、そのコードも残されてい
たのですが、今生のコードもあわせて切断しました。
その後、男性との関係は飛躍的に改善しました。恐れや疑いの目でし
か見ることがなかったのですが、自分に正直な選択が出来るようにな
り、自由と力を取り戻せた結果、愛することへと向かうことができるよう
になりました。

<例>
 今まで親切だった交際相手が豹変して、突然独占欲をむき出しにし
ストーカー行為をするようになって、驚きとともに恐怖に脅えて来られ
たことがありました。肉体的な交わりは精神的霊的にもつながりを作
る行為なのだろうと思います。その二人には性的なつながりはなか
ったのですが、支配と被支配という無意識の思考パターンが隠されて
いました。それが表面化するのは時間の問題だったのです。
ここに存在するネガティブなエネルギーコードを切断すると同時に、相手のス
トーカー行為が止まりました。今までの交際相手の特徴は、暴力的な
父親とよく似たタイプの男性だったとご本人もおっしゃっていましたが、
切断したネガティブコードの中にはもちろんお父さんも含まれていました。

                           



* 魂の青写真


 この人生の全体計画・マスタープランはハイヤーセルフに存在してい
ます。それを魂の青写真と呼んでいます。身体はストレスを受けると青
写真の状態を外して、身体への順応と適応することで代償していきます。
完全な健康と人生の目標に関連した魂の青写真の状態に戻していくこ
とは、潜在能力を活用するために最も有効なヒーリングだと言えます。



<例>
 ある方はアーティストとしてもっと活躍したかったのですが、ブランクに陥り
なかなか抜け出せずにいました。力も湧かず、素晴らしい才能の持ち主
であるにも関わらずそれを発揮するチャンスもありませんでした。
魂の青写真によるヒーリングをした後すぐに、その効果は現れました。
内側には、その人が表すことを待っている宝物がたくさんありました。
大きなホールを借り仲間を集めてコンサートを開いたことをきっかけに、
いろんなチャンスを引き寄せることとなりました。
 実行することが大切なのは充分解っていながら、それほど簡単にこと
が運ぶことはありません。でも、諦める前に自分のマスタープランを頼っ
てみることが出来たら、どれ程私たちのために多くの良きことが贈られて
いるかに気づかれることと思います。






* 侵略エネルギー


 心身のバランスを妨げるエネルギーのことを侵略エネルギーと呼びます。
放射線、高架送電線、コンピューターなどのエネルギー波動のストレス
また、他の人の敵意や反感などの心理的・霊的な攻撃。またスピリチャル的
な影響や霊障(生霊・動物霊・不成仏霊・自然霊など)も含みます。
自分以外のもので、身体の外からやってくるエネルギーで、身体がネガテ
ィブな反応を示すすべてのものを指します。
 激しい痛み・原因不明の症状・怪我・事故などの裏側には、単なる偶然
では起こりえない原因があることがあります。
これを解消することは、自分自身に立ち返り健康を取り戻す上でも重要
なことです。 

 
<例>
 ある少女が車椅子でやってきたことがありました。だんだん歩くことが出
来なくなって、車椅子での生活を強いられたまま一年以上が過ぎていまし
た。調べたところ、彼女には足の不自由なお友達がいたのですが、そのお
友達からの侵略エネルギーがありました。数多くの中でもかなり強烈な霊
障だったのですが、それが取り除かれると彼女は車椅子から解放され、再
び元気な小学生に戻りました。これは少女の当時の心理状態が引き寄せ
たものだったのですが、
心の癒しと同時に霊的な障害を無視することは出来ないことをまざまざと
知らされた出来事でした。