秋日和




                       2018.10.1

秋めいてきて、お鍋の材料が店先にも並び,柿や梨など美味

しい季節になりました。

お伝えしたいことがとってもたくさんあるのに言葉に出来ず、

与えられたインスピレーションを生活に置き換えることに

時間がかかっているような感じです。



人との関係において、何度も同じ状況が繰り返し起きることに

気づくことがあります。

それもあまり心地良いものではなく、納得出来ず苦しいことが

多いような時です。

その場合二つのことが明確になれば、とっても楽になります。



一つは相手に問題があると感じられるケースの場合。

*自分に納得の出来ないことにはイエスと言わない。

   イエスと言ったために、自分の長い時間を納得出来ない

   まま実行しなければならないため、多大なストレスを抱え

   後で気づいて相手を恨んでも、もう費やした時間も労力も

   戻ってはきません。

   関係が一方的な場合は、次から次へと要求がエスカレート

   してくるので、勇気を出して断ることが必要です。

   苦痛を感じながら他人に一方的に与える義務はありません。

   自分にその気がない時や、信条に反する時、不都合が生じ

   る時などの場合は、断る勇気を持つことによって、心身の

   健康を維持することにもなります。

   本当に大切な人って、あなたにとってどんな人なのでしょう。



もう一つは自分が次のような信念を持っていないか省みる。

*周囲の人や出来事が自分の思い通りでなければならない。
 
   この信念は多くの人が持っているのに気づいてないこと

   が多いです。

   うまくいかないのが人生だと、大人になれば誰もが分かっ

   て知っていると思っているのですが・・・・。

   思い通りに事を運ぶことが出来ない時に人々が抱える

   様々な強烈な感情を目にすればするほど、思い通りにする

   ことへの意志と信念の強さを感じます。

   奥にあるほんとの信念と顕在意識との間に、激しい葛藤が

   生じて、物凄い怒りとなって蓄積していくのです。

   この怒りや様々な感情は抑圧されてしまうので、やがて心と

   身体を病ませていきます。


   
   身体に現れた不調をヒーリングする際に、骨格系や神経系

   ホルモン系、循環器系など至るところに抑圧された感情が

   残されていて生命の活力を奪い、人や自分自身との良好な

   関係性を妨げています。

   こうした未完了の過去のエネルギーは暗闇と似ていて、そこ

   に数多くの破壊的なスピリットたちが潜んでいます。

   暗闇を創り上げた感情と全く同じエネルギーを持った自分では

   ないエネルギーが破壊の役割を担うのです。    

   スピリットを解放する際、わぁいやだ〜と言って怖がる方が

   多いのですが、自分自身の心の反映そのものなのです。



   人や自分が思うようにならなくてもそれを受け入れ、人を変え

   ようとしなくても自分の中心を保ち、怒らなくてもよくなれば、

   悲しまなくてもよくなれば、自分や人を責めなくてもよくなれば
  
   どれ程人生をより良いものに変化できるか、計り知れないくら

   いです。ただし本心からそうなれるために手放すものがありま

   す。



身にふりかかる出来事の多くが自分のとった行動に原因があり

ます。どんな些細な出来事も、私たちの日々の選択によって

成立しており、その結果を受け取るのは自分自身なので、決して

人を責めて解決できるものではありません。

たとえ私たちが幼い頃に身につけたもので、人から教えられたこ

とや絶えず人から聞かされた否定的な言葉で、それが自分のも

のとは異なっていたとしても、それを選択した者が結果を手にし

ます。



辛すぎて人には言えず、恐ろしすぎて口にすら出来ないような

ことがその身に起き、人を信じることなど決して出来ず心を閉ざし

て生きているなら、再び生きるために心を奮い立たせてください。
  
癒されるとき、あなたの味わった苦悩と傷跡が、愛の光の中では

小さな影にしか見えなくなる日がやってきます。

私たちは自分の本当の姿に気づくように、様々な経験を重ね

繰り返しながら成長し、自分だけの織物を創り上げていくのです。



ヒーリングを通して、ずっと忘れ去られていたその人の中にある

本当の自己を見出すときほど、うれしいことはありません。

本当の自分ではないことや信念をはぎ取っていくと、内側では

その人らしい輝きが必ず残されています。その輝きに触れた瞬間

ほど人間の美しさに驚くことはありません。

愛は初めからそこにあったのですから。

                                葉香


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