脳の元気


                           2022.6.9  

もう六月、雨の季節がやってきましたね。

皆様お元気ですか?

今月は、脳と自己表現について触れてみたいと思います。

左脳と右脳の働きはよく知られていますが、脳そのものの働きについて適切に

言い表しているなと感じる言葉に、次のようなものがあります。


「私たちの存在は肉体ではありません。私たちはスピリットです。

脳はマインドではありません。マインドとはあなた(スピリット)と脳がコミュニケーション

をするエネルギーフィールドです。脳は、マインドと身体を切り換える身体上のスイッチ

です。」 ステファニー・レルフィ


私たちの思いを、肉体で表現するための変換システムである脳ですが、

このところの地球環境の激しい変化やコロナ禍、戦争など、人々の心に与えるストレス

は想像以上に大きなものだと感じています。

このストレスを乗り越えていくために、脳のストレス処理能力が関係します。


感情的なストレスやスマホやパソコン等の電磁波などの環境ストレスの要因は、脳の

働きを妨げることがあります。

そのため、体の電磁バランスを整えたり調整することで、神経機能の働きを正常に戻し

心の働きを適切に表現出来るようにしておくことが大切です。


脳内で情報処理が行き届かなくなる異常事態に陥ると、脳の一部分を閉鎖するほど

多くのコミュニケーションが脳梁を超えてしまい、特定の脳の部分が統合できず、

機能障害や低下を引き起こします。


左脳と右脳の神経処理能力に混乱がおきたり、いくつかの処理過程がオフラインに

なったりと、数々の問題が生じます。

何かに対して生理的な拒否反応を起こしてしまうとか、特定の事柄や状況に対する

心の混乱、学習や記憶に関する問題、感情の切り離し、感情の鈍麻、全てをマニュ

アル化して処理してしまったり、生き伸びることを優先し、創造的、全体的に考えること

が出来ない状態になること等もあります。


こうした機能不全は、多くがとても深く傷ついた経験によって引き起こされます。

脳全体の統合が困難になる障害の一つが、ディープレベルスイッチングと呼ばれて

います。この癒しは私のセッションの中でも、大変繊細なヒーリングの一つです。


これはいつでも起きることですが、起きていることに気づくことは稀です。

誕生時にそのディープレベルスイッチングが起きることもあります。

男児か女児かで、家族全員が大きな失望をあらわにした時などに起きた人もいました。

受けた想いは、時に計り知れない苦しみを人生に生み出します。

場違いで相応しくないと自分を否定し、脳内では自分の性との繋がりを切り離して

しまった人もいます。また身体の左右どちらかが常に怪我や問題が起きるようになっ

たり、自分を恥じて隠すようになったり、自分に価値が見いだせなくてとってもつらい

思いを持ち歩いていたりします。


これらは最初、他者によって引き起こされたことがほとんどですが、傷ついたことで

出来たネガティブな自己イメージは、自分自身の変化を求められているところでも

あります。

問題にどう対処するのかが、私たちの道を決定するからです。

傷ついた部分がそのまま放置されている場合、道を正しく選択する上で障害となります。

傷が癒されると肯定的な反応が出来るようになり、心の安心感はぐっと深まります。

魂や精神そして感情などの、あらゆるレベルに刻印された否定的な想念や感情エネ

ルギーの解放によって、自由な選択肢が広がります。


人が歩んできた人生の一部分に触れると、今そのようにして生きていることを、他の

誰も判断することは出来ないと感じます。

私たちはいくつになっても、苦しみに立ち向かい自分に満足して生きる道を選ぶことも

出来ます。人生の方向性を他人に委ねず、自分自身の考えに基づいて決定を行い、

真に自由になる道を選ぶことも出来ます。

新たにリフレッシュし潜在能力を活性化することは、大きな自信にもつながります。



 日々のストレスに対して、すごく役立つ簡単な方法をお伝えします。

 軽い感情ストレスや不安・怒り・恐怖などの軽減に効果があります。

   1. 片方の手のひらをおでこにそっと置きます。

   2. もう一方の手のひらを後頭部の真ん中あたりに置きます。

   3. 目を閉じてゆったりとした呼吸を繰り返します。その不安なり恐怖なりが
     
      だんだん軽くなっていく感じがしたら手を放します。
                                      お試しください。
                               

 梅雨の雨の中、安らぎの多い日々でありますように。
                               
                                   葉香




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