本当でない衣を捨てて!        

                                        

   K.Y 様                         2009.12.2
(感想)

11月21日のセッションではお陰さまで、長年悶々としていた事が何なのか分かりました。
私は、自分が理不尽に扱われていると感じている事実を正直に認め、誰かに打ち明ける
までに短くはない年月が掛かりました。
今年になってようやく2・3人に話すことが出来ましたが、中立的かつ親身に話を聞いて下
さったのは葉香先生でした。
葉香先生のセッション後は、猜疑心や過去を論って憎しみを反芻することもどんどん無く
なってきました。

私には「他人から常に理不尽な扱いを受けている、軽く見られている」と言う不満がありま
した。1人やっつけてもまた別に不愉快な態度をとり続ける人間が現れる、ということが長
きに渡って続き、これはおかしいと思うようになってきました。

まず、この現象が何処から来るのかリーディングして頂きました。
すると、私が10歳の頃に母から受けたショックが強いトラウマになっていると出てきました。
確かにその頃から14歳まで学校の成績のことで日常的に怒鳴られていました。
私も子供で無力だったのでずっと我慢していました。
リーディングによると『私は駄目な人間だから他人から理不尽に扱われるのは当然のこと
だ』というマイナスの情報を潜在意識にため込んでしまっていた、とのことでした。
そんな状態でしたので、単発的に物事が上手くいくことがあっても、次に展開していく事は
稀で悔しい思いばかりしてきました。同じことで同じように成功しても他の人は讃えられる
のに、私の場合、ひがまれたり、否定されたり、妨害されたりもしました。

ヒーリングの内容はまず、今生、魂レベルでネガティブな繋がりを持った人が7人いるとい
うことで、負の繋がりをネガティブコードを切断することで切って頂きました。
正直、思ったより少ない人数だな、とやや拍子抜けしてしまいました。
他には右関節、ホルモン、チャクラ等の機能不全を正して頂きました。
ヒーリング中に先生から「ヒーリング後、どんな人(例:有名人)になりたいですか?」と訊か
れましたが、特に浮かんできませんでした。
葉香先生の誘導に助けられ、なりたい自分を設定し神経回路をリプロミングしました。
(これは古い自分を捨て、新しい自分のイメージを生きるために役立ちます。)
ヒーリングの最後にヒーリング後の私の状態を示す為にオラクルカードを1枚引いて下さい
ました。妖精の描かれたやわらかいパープル系のカードでそれには確か"Debt paid off"
(完済した借金)とタイトルがついていました。
まさに長年、悶々としていた思いが paid off:報われたということです。

葉香先生にリーディングとヒーリングをして頂くと、自分の問題点が何かをクッキリと浮き
上がらせることができ、とにかく楽しいです。

数年前にアパレル企業のGAPが【ほめ合う企業文化】を推進していると雑誌に取り上げられ
ていたのを思い出しました。人間には(動物も)評価されたい、認められたいという欲求があ
ることも改めて確認できたセッションでした。
このことを今後の人間関係で役立てられれば、これほど嬉しい事はありません。


(感想おわり)



                                         

           T.I 様                          2009.12.30

伊澤先生こんにちは
先日は本当にありがとうございました。

セッションからひと月以上経ちました。あれ以来毎日のように先生とのやり取りを思い出しては
本来の私ってどういう人間だろう?と考えています。
そして過去の様々な出来事や人間関係を思い出し、私がどのように周りから影響されてきた
のかがすこしずつわかってきました。
一つの事実を思い出して見るとそれはまた他の事実からの影響であり、その影響もまた別に
原因がある。というように、まさに芋ズル式に、そしてそれらが複雑に絡み合って一つの言動
が生まれる。という事を初めてきちんと理解できた気がします。
 
今回のセッションで、11歳の頃に転校先の担任に言われた事で私は自分を価値のない人間
と判断してしまった。といわれましたが、後から自分でさらに考えていくと、子供の頃の私は総
じて大人から好かれないタイプの子供だったな、と気づきました。
外での私はこまっしゃくれていて、大人びた事を言ったり、わざと言う事を聞かずに気を引こう
としたりしてますます怒りを買ったりしていました。素直で無邪気な子供ではなかったのかもし
れません。
 
こんな自分の子供時代は自分でもとても恥ずかしい後ろめたい気持ちで封印したい、思い出す
のがちょっと辛いものばかりでした。
でもセッションで、私は私として何も恥じることなく生きてもいいんだ、と気づかされた事でそんな
子供の頃の自分を受け入れて、優しく抱きしめたいと思えるようになったのです。
そうやって見ると今度は自分がどうしてあの時そうだったのか、という事も理解できるようになっ
てきました。
 
そしてまた、大人になってからもずっと無意識に繰り返していた、自分を極端に低く見るような
行為もそこからすべて続いていたのだと理解しました。
自信のなさ。この一つの結び目を先生が解きほぐして下さって、そこから怒涛のように今までの
様々な場面での私の姿があふれ出してきて、それら一つ一つに「なぜそうだったの?」と問いか
けてみたら、「自分は価値のない人間だから」という言葉がそれらすべての答えでした。
 
そして、私についていた友人の生霊が、セッションで出てきた意味も今、心から理解できます。
それは私自身の姿でもあったのですね。
誰か他の人間になりたい。と強く思ったことが何度も何度もありました。
自分以外を生きることは出来ないのに、他人になる事を本気で望んでいたのです。
それほど自分を価値の無いものとし、もてあましていたのでした。そしてそれがどんなに悲しくて
無意味かをこの生霊の存在に思い知らされた気がします。
 
そしてこれらは先生にお会いするごとにだんだんと消化できてきたとおもうのです。
自分をこれほどまでにがんじがらめにしていた言葉を、自分自身で発して、宣言していたのだと
思うとなんだかすごく涙がでます。
 
でもこれからは新しく私として生きると宣言した人生を、まずは「真の自己本位」で生きて行きた
いと思います。
という感じで、少し戸惑いながらも今後の生活にわくわくしています。
それから母と、妹のことで少し揉め事があり、かなり傷つく事を言われたのですが、そのことで
私はきっぱりと家族と一線をおいて自分の事をまず第一に考えるべきなのだ。と考える事が出来
るようになりました。
なんだか最近、人と会うときの自分がすごく楽というのか、自分で居られるというのか、いい感じ
なのです。心に余裕が出てきたのでしょうか?不思議です。
 
もちろん、まだまだ私は問題のデパートなので、理由のわからない怒りや悲しみにとらわれる事
もありますが、それでもなんだか今までよりも自分を生きているような、強く前へ踏み出して、その
問題とも向き合えるような感じがしています。
 
本当にありがとうございました。
 

それでは
2010年が伊澤先生にとって素敵な年になりますように。
遠い南の国より心からお祈りしてます。
 
良いお年を!
 
                 −了−