N.O様 (会社員・女性) (ツインソウルとの出会い)

伊澤さんのセラピーを知ったきっかけは、ここ何年かお世話になっている鍼灸の先生の御紹介でした。
以前に、インナーチャイルドヒーリングを受けたことはありますが、その時かかえていた問題が解決に向かったのと同時に、ヒーラーの方が他の仕事が忙しくなってしまったため、なんとなく行かなくなってしまいました。
その時に受けたセッションもすばらしいもので、かかえていた問題を乗り越える大きな助けになっていました。

今回、セラピーを受けた理由は、やっと自分自身に向き合う準備と余裕が整ってきたな、と感じることが多くなってきたからです。離婚を経験し、何度か転職をしましたが、33歳になった現在、ほぼ希望の職業につき、周囲にも恵まれていると感じています。しかし、自分の生き方に対して確信と自信が持てずにいました。

最初に見せていただいた過去生では、私は小さい子供のときにたった一人で死んでいました。涙が出てしまうほど、さびしくてつらい死を迎えた人生でした。その過去生に癒しをいただき、別の過去生を見にいくことになりました。

今度の人生は、大きな森で迷っている私がいました。針葉樹(たぶん、杉だと思います)の深い森を、どろだらけの足で歩いていました。「もうすぐ、このまま死んでしまうんだな」ということがわかりました。森の奥で少し開けた場所に出たところで、白くて大きな狼に会いました。この狼に、左足を噛まれたところでこの過去生は終わりました。伊澤さんのナビに従って、その人生での家族との関係を探ってみました。両親は、貧しい移民で、富を求めてこの森の近くに引っ越してきたところです。旅の途中、幼い兄は事故で亡くなっていました。この森には「売り物になる」木が生えていなかったので、せっかく引っ越してきたのに、一家は貧しいままでした。両親は言い争いが絶えず、私は足手まといな子供として、毎日たたかれたり、ののしられていました。(両親は、川に水汲みに行かせたかったのですが、小さすぎて水を運ぶことができなかったのです)
家にいるのがつらいし、家で食事をすると両親にしかられるので、毎日、朝から晩まで森に遊びに行っていました。この両親は、私の現世での両親のように思えました。もちろん、今の両親とは「そんなに悪くない関係」でいることができているのですが。森には、木の実など食べる物がありましたし、ひとり遊びが好きだったので・・・・そんなある日、普段なら行かないような森の奥で迷ってしまい死に至る事件がおきたのです。

この過去生での癒しのステップに入りました。
この子が好きだった食べ物を一緒に食べ、この子の希望だった「ただ、一緒にいてあげる」ことをしました。次のステップに入ると、「つらくないから大丈夫」というメッセージがわきでてきました。狼は、つらい人生から連れ出してくれる存在だったこと。だから、狼を見ても逃げたりおびえたりしなかったこと。狼は、神様の遣いだと思えたこと。移民の子供であり、ネイティブアメリカンの文化に触れることがまったくなかったのに、彼等の神様の声がきこえたため、両親に気味悪がられたこと。狼にかみ殺されたおかげで、本当の自分の居場所に行くことができて幸せになれたこと。そして、この子はなんと現世に転生しており、アメリカでヒーラーとして生きていること。私の分身とも言えるそのヒーラーは、迎えに来てくれた狼とともに、赤い野原の土地で、大きな鷲をかっており、鷲の翼を扇に使っているといった情報が、内側にやってきました。また、この人生で彼女に会うまでは結婚や出産など、大きな決定ができないのだと感じました。

私に分身がいるなんて、思ってもいませんでした。
しかし、結婚や恋愛をしたいなぁと思っている現在の私には、彼女に会うまでパートナーが見つからないのは、寂しいと思いました。すると、伊澤さんが、私の分身に会うことができるように導いて下さいました。
もう一人の私は、非常な才能を持っていますが、部族の純血の人間ではないため幼い頃に苦労したようです。今は、その才能と優しさから、誰もその出生に関して不平をいう人はいません。彼女は、言葉を持ちません。ただ、いるだけで神からの言葉を周囲に伝えることができる大きな力をもっています。彼女が私の目の前に来たと感じた瞬間に、私の中に意識が入ってきました。彼女との言葉のない対話の中で、夫も子供も持たず、ただ精神世界に生きる彼女とは反対の人生を歩まなくてはならないことを知らされました。私も一生、独身で通すのかな? と感じましたが、それは、彼女の意識に引きずられていたためとのこと。パートナーを見つけ、子供を産み、それから、言葉を使って人を助けるまったく新しい人生を歩んでいかなくてはならないというメッセージを受け取りました。それまでは、マテリアルな世界で、自分を表現することをしていかなくてはならないということです。

もう一人との私と別れ、ハイヤーセルフから贈り物をもらいました。赤い箱の中には、星がたくさんはいっていました。それは、始まりと終わり、闇を照らす内からの輝きのイメージがありました。

セッション中にはわからなかったのですが、帰り道、どうして私の魂が二つに別れたのかの答えが出てきました。二つの魂が一つになると、この人間の世界にいることができなくなるから、だそうです。別れて、別々の場所にいることによって、この世界に存在するためのバランスをとることができるそうです。また、過去生への旅じゅう、白い服を着た守護霊のような人が一緒にいてくれました。(過去の人生に踏み込むと、その人はどこかに行ってしまうようでした)その人は、好きな人への愛の為に、遠い過去に自ら命を断った人でした。
     
                                               −了ー




                         トップページへ戻る