S.S様 (女性(守護天使との再会)
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 ● セッションを終えて

以前から心と体の不快感、気が滅入って体が疲れやすいなどの症状「どうしてこんなにエネルギーがないんだろう?どうしていつもこうなるんだろう?」といつもいつも自分を責め続けてきてしまいました。そんなある時、心と体の中すべてきれいにしたいという衝動にかられ、自分を癒すということにだんだん興味が湧いてきたというか、そうせざるをえないようになってきました。前世療法やインナーチャイルドヒーリングは、本を読んだりして、すごく興味はあったものの、実際どんな過去生がでてくるのだろう?とちょっとした怖さみたいなものがあって後まわしになってきました。そして、色々と自分のことが分かってくるのと、心と体が楽になり安定してきているのを感じてくるのと共に、どうしても自分の生まれてきた意味や目的を知りたくて仕方がなかったのです。そしてこの時期に前世療法を受けてみようかなと考えるようになりました。

 

1回目のセッションの内容は

 初めてのセッションということでドキドキでしたが、伊澤さんのやさしくて安心感のある誘導で初めて見たものは、土色の山肌でした。「どこかの山を歩いているのかな?でも誰もいない」と思いつつだんだん場面が変わり、森の中に入っていきます。少年(5〜7歳ぐらいかな?)が森の中を一人で歩いています。どうやら私みたいです。この少年から独りぼっちで寂しいという感じがしてきます。森の中にはそんなに小さくはないけれど山小屋があって、この少年(私)の家のようです。伊澤さんに、この少年の成長したところまで誘導されました。やはり森の中でさっそうと歩いています。独りだけど、あまり寂しさは感じられません。場面が変わって、小さなかごが見えます。そこに置き去りにされているような感じがします。その中に赤ちゃん(私?)が見えます。赤ちゃんは、なんとなく穏やかでけして泣いてはいません。赤ちゃん(私)からは、その前の道を足早に通り過ぎる何人かの人の足だけが見えます。しばらくして白髪頭の年配の夫婦が赤ちゃんを抱き上げ歩いて行きます。場面は変わって、家の食卓のテーブルにちょこんと座っている少女(3〜5歳ぐらい)がいます。なんだか笑っているみたいだけど、どこかとけ込めない感じがします。部屋の中には、何人かいてシャンデリアと絵が飾られています。場面が変わり学校に行っているようです。教室の窓際に小学生ぐらいの少女(私)が座っていて、先生が教壇にいますがまだ授業は始まっていないみたいです。生徒たちは、おしゃべりしたり、ふざけあったりしているけれど教室の中は、楽しいって感じの雰囲気が漂っています。私は?と言うと席で周りの人たちの様子を伺って楽しい雰囲気を感じているようですが、その生徒達の中には、けして入ろうとはしません。場面が変わって、少し成長したのかな?それとも別の生なのかな?前に川が流れていて私と男の人(2人とも若い)が寄り添って座わり前に流れている川とその向こうに見える景色を一緒に眺めています。2人とも会話はしていないみたいです。ただ2人で一緒にいることが幸せのようです。彼も私と同じ気持ちで、ただ今この時が幸せと言う感じがします。私たちの後ろの方に建物(レンガか石?)の一部が見えます。どこかヨーロッパの風景だと思います。伊澤さんに「その先に進んで・・・その人と結婚していますか?」と聞かれました。この彼とは、何かの理由で結婚できなかったようです。大きな教会で結婚式を挙げています。新婦は私のようです。新郎は、別の人です。背が高い人でりりしい感じの人のようですが、性格的には、なんだか硬い感じの人です。もっと先に進むと家族で食事をする部屋が見えます。テーブルには小さな男の子と女の子(2人は私たちの子供のようです。)が向かい合わせに座って、スプーンでお皿からスープをすくって飲んでいます。その2人の子供の前で、私たち夫婦は立ちながら口げんかしています。場面が変わって私が草むらにすわって、フーッとため息をついている私。この場所が一番ホッとできる場所のようです。伊澤さんに「死ぬ場面まで進んでみて?」と言われ、たぶん自分の家で部屋のベッドに白髪頭の私が寝ています。部屋の中には私だけで、彼はもういないような感じがします。伊澤さんに「その人生で何を学んだか教えて?」と聞かれて、「ひとつひとつ大事に生きなさい」という思いが流れ出てきました。

そして更に先に誘導されると、驚いたことに私の守護してくれている天使たちが見えました。「えっ、この天使は本当なの?」って不思議な感覚でしたが、不安や怖さはまったくありません。ただ全体が白っぽいイメージです。一番偉い方らしき天使は、他の天使たちよりも一段上高く浮いています。白髪頭で白いひげをはやし白いローブを着て白い杖?を持っているようです。そして一段下に5〜6人の天使たちが浮いています。みんな同じような白のローブのような服を着て大きな白い羽をつけています。伊澤さんに「その一番偉い天使さんに名前を聞いてみて?」と言われたけれど、わかりませんでした。その後「今世の目的を聞いてみて?」と言われて・・・しばらくしてその偉い天使らしき方の両肩のあたりから「魂」と「愛」という言葉が、しかも大きな漢字で浮き出てきました。それから「愛を広げなさい」と「癒しなさい」という言葉が自然に流れ出てきました。すごく涙が出てきました。「癒しなさい」って、私はもっと癒しなさいというメッセージだなと強く受けとりました。そして伊澤さんに「何を通して愛を広めるのか聞いてみて?」と言われて、なんだか言葉ではよくわからなかったのですが、その偉い天使さんが胸元に花を差し出しているようでした。何を意味するかわかりませんでしたが、その花がオレンジ色のポピーのような感じがしました。そしてそのあとに「穏やか」という言葉が出てきました。天使たちは、その言葉の通り穏やかな笑顔をしてくれています。伊澤さんの誘導で祭壇のある部屋に行きました。祭壇を含めて、その部屋全体が白っぽい感じです。伊澤さんに「その祭壇の上に箱があります。その箱を開けてみて?」と言われました。祭壇と箱は白くて、彫刻されています。箱を開けるとカットされた青い石(ブルートパーズのような青い色)がありました。伊澤さんが「それは何?」と聞かれて、何となく「私だ」と思いました。「そうね、そうね・・・」って伊澤さんが言ってくれて、そして胸の真ん中あたりを触られて「ここに入れてみて?」と言われました。私の胸の中に入れてみるとピッタリ収まるのがわかりました。すごく深い部分で癒されているのが感じられました。伊澤さんがやさしく「もう独りではないんだよ。たくさんの天使が側にいるからね」と言って下さいました。そして伊澤さんが私の足の裏をさわって天使たちを通してヒーリングしていただきました。

セッション中は何回となく涙が流れてきて、不思議な感じです。言葉がはっきり聞こえるわけではありませんが、浮かんでくるというか、流れるように湧き出る感じがします。天使が出てきたときは、一瞬「えっ?」と思いましたが、ただ天使が見えて暖かさを感じるだけです。セッションが終わってからの方が少し放心状態で、「はたして今見たのは???」って感じでボーッとしていました。(笑)でもこのセッションが終わって大きな気づきをいただきました。今回は何度となく独りぼっちで寂しい生が出てきました。今までどこか頑なに自分の寂しさや孤独感を見ようとしていなかったみたいです。いつも私は独りぼっちそして寂しいという思いがあることに、はっきり気づいていなかったのです。独りという感覚を持っていると、いつも不安や怖れみたいなものから離れることはできません。でも今回のセッションでは深いところが癒され、どこか安心感が出てきたようです。「私は独り」という感覚が薄れて、守られているという感覚と安心感で、心の中が温かくなってきたようです。

                                               -了-




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