* ソウルインテグレーション(魂の統合)
過去の傷ついた経験によって、魂的にも大きな問題が生じることが
あります。
傷ついたり恐怖を伴う経験はその後の人生に様々な影を落とします。
常に誰かに支配されコントロールされたりいじめられることが多い。
過去の出来事がこびりついて悪い自己イメージや過去がつきまとう。
自分を押し殺し本当のことを言えず、絶えず人との関係に苦悩する。
人に利用されたりないがしろにされるような状況が多い。悪い習慣や
不健全な関係や依存症に苦しむ。自己を破壊する行為を繰り返す。
無価値感や自己否定や罪悪感に絶えずおそわれたり、自分がよくわ
からないなどのような状況は魂レベルのヒーリングによって良い変化がも
たらせ、自由と安心が広がってきます。
魂を統合し再び全体になることを目的としたヒーリングです。
<魂に影響する要因>
・外傷性障害 ・関係性の終わり、別れ、死別
・暴行 ・失業、退職、転校
・肉体的、精神的虐待 ・宗教的な教えに関する恐れ
・大きな災難 ・前世からの誓い、魂との契約
・近親相姦、レイプ ・サイキックアタック
・流産、中絶 ・霊障による問題
・激しいショック ・その他多数
* インナーチャイルドヒーリング
私たちは心に小さな子供や青年だった頃の体験や気持ちを持って
います。深い傷や不安や、説明のつかない行動、長い年月の不満な
どを持ちながら、大人の心の中でそれらと戦っています。恐怖や時折
見せる激しい怒り、見捨てられたという思い、自分には価値がないと
いう思い、絶望や無力だという思いを感じているのはインナーチャイ
ルドであり、慈しみや愛情を必要としています。過去に戻って内なる
チャイルドの声に耳を傾け、恐れや孤独から解放してやる愛情あふ
れる親になって接することができれば、そうした心の痛みを癒すこと
ができます。
置き去りにされたインナーチャイルド
離婚、両親の多忙などの理由で置き去りにされてきた子供。
また捨てられるのではないかといつも恐れており、たくさんの
心遣いに飢えています。
かまってもらえなかったインナーチャイルド
気にかけてもらえず愛を与えてもらえずいつも一人ぼっちに
されてた子供。自分の価値を信じられず人に愛されるとは思
えないで、どう愛すればよいのかを知りません。
(虐待やいじめの対象になりやすい)
甘やかされたインナーチャイルド
欲しいと思えばすぐに手に入れようとします。それが手に入ら
ないとかんしゃくを起こします。
脅えたインナーチャイルド
激しい暴力や虐待を経験したり、度をこした厳しいしつけや評
価を受けてきた子供。大人になっても常に不安と恐怖の中で
脅えています。自尊心がなく失敗することへの恐れを感じなが
らいます。恐怖にかられて行動する完ぺき主義者。
断絶されたインナーチャイルド
孤立して切り離され、孤独がつきまとう。誰かに守られて親しく
打ち解けることを学んだことがありません。人と親しく打ち解け
ることが恐ろしく感じられる。
ないがしろにされたインナーチャイルド
無視されて存在しないかのように扱われました。たくさんの感
情を持つ一人の存在であることに気づかないまま、大人にな
っても感情を切り離して、自分に気づけずにいます。
* 破壊プログラムの修正
心理学では、目標達成を邪魔する考えや行いを「自己破壊」と表
現します。自分では成功しようとして多大な努力をするのに対して、
無意識ではそれに抵抗する勢力があると、自滅的な結果や挫折を
常に優先してしまいます。これは、かつて自分の生存を守るために
作られたプログラムなのですが、時の経過と環境によって既に不要
になったものがいつまでも実行されているものです。
何度もこの修正をしましたが、このプログラムを解除しここから自由に
なることは、計り知れない成果を人生で生み出すだろうと感じます。
<例>
本当にやりたいことではなく義務感からやっているという状況があ
ったある人には、どういうわけか数々の挫折がつきまといました。
その原因の一つに幼い頃のトラウマがあったのですが、そのときに
自分を愛してくれなかった家族への隠された復讐心をもちました。
それは人生の道を閉ざし、無意識のうちに自分を虐待するようなこと
を引き寄せ、何十年もそれが繰り返されました。
プログラムという名の通り、この人の5歳のときにつくられたものは、
コンピュータープログラムのようにその後の30年以上にわたる年月を支配
し続けました。本人の意識ではとっくの昔に、そのことを忘れ去って
いるにもかかわらず。