* DNA・細胞レベルの環境を修復する


 肉体的な病や精神の病、また恐怖症や依存症などの背景には遺伝子が関
わっていることがあります。
生まれたときから既に遺伝的な背景を持っていても、一つの遺伝子異常が病
に影響を及ぼすのは、全体の2%に満たないとされています。しかし、環境や
ストレスによってそうした遺伝子にスイッチが入り作動し始めるのです。

 このヒーリングは、その人本来の細胞レベルでの完全性へと修復します。
DNA・RNAの核酸の完全性、DNA螺旋の完全性・テロメアとテロメラーゼの
完全性・DNAの細胞レベルでの環境の完全性をもたらすことによって、細胞
レベルでの繰り返し再生される負の影響から、健康で最善の効果をもたらし
より高い細胞の働きを促すためのものです。


 <例>
 今までにも多数のDNAの修復をしました。
悪性リンパ腫、自己免疫性肝硬変、乳癌や子宮癌、リウマチ、腰痛、唾液が
出なくなる病、肝臓・腎臓など、肉体的な様々な病に。
精神的には、恐怖や不安や心配性、神経症、中毒症状などに良い変化をも
たらせました。

この修整による結果、肉体的な病の場合は医療機関での生体検査や血液
検査の数値にも良い変化となって現れてきます。
ただ重篤な状況が引き起こされる背景には、必ず複数の原因があります。
これら全てを踏まえた上で、病に取り組む必要性を感じますが、DNAの修整
は癌や自己免疫疾患の場合とくに役立つヒーリングだと感じています。


 <例>
 流産や中絶などによるショックが心身に想像以上のダメージを与えたために、
細胞の遺伝子レベルに悪い状態をもたらしていることもありました。
手術によって罪悪感や無価値感、絶望感などの否定的感情に襲われ、深く
DNAレベルにまでその影響が及んだのです。

その方は読書ややらなければならない物事に集中しようとすると、決まったよ
うに起きる腰痛と首や肩の痛みで、集中力・理解力・記憶力などの減退を生じ
ていました。トラウマとなった肉体・精神・感情レベルでの修整、誓いの解除、
ネガティブエネルギーコードの切断そしてDNAの修整によって、その方の痛みは軽減
し集中力や理解力を増し、新たな旅立ちをすることができました。
 



* 甲状腺のバランス調整

 甲状腺は喉仏のすぐ下にあり、身体の最大の内分泌腺の一つです。肉体的
感情的な幸福の双方に絶大な影響を与えます。
甲状腺のホルモン分泌が多くなればなるほど、燃料をエネルギーへと変換する化
学的プロセスの速度が増します。しかし、ホルモン産出が過剰となると甲状腺機
能亢進症、不活発すぎると甲状腺機能低下症となります。
アンバランスの主な原因はヨードの欠乏、薬、有害物質の摂取、食物養分の欠
乏、栄養の偏り、ストレスなどがあげられます。
 甲状腺、視床下部、脳下垂体の機能を調和させることでホルモンの正常なバ
ランスを取り戻します。


 <甲状腺機能亢進症>
 落ち着かない、神経質、怒りっぽい
よく眠れない、心拍数の増加(頻脈)
下痢、生理不順、不安〔不安神経症)
震え、過度の発汗、ひどいのどの渇き
筋力低下、甲状腺腫、動悸、息切れなど
 <甲状腺機能低下症>
 極度の消耗、疲労感、痛み
睡眠障害、寝ても疲れが取れない
体重の増加、集中や記憶が困難、便秘
落ち込み(うつ病)、髪・肌・爪の乾燥
むくみ(水分の貯留)、性欲の減退、息苦
しさ、声枯れ、顔のむくみやはれた目、
不妊症、喉が渇くなど

 


* サバイバルプログラム

 サバイバルプログラムとは、生きてゆくための反応として身体が機能させてい
るプログラムの一種です。しかしもはやその機能によって肉体的な状態を悪化さ
せたり、人の成長を阻んでしまったりしているものです。それらの多くが過去の状
況への対応策や代償として創り上げられたものです。
このプログラムは無意識のレベルで作用しているので、それがもたらす負の結果
に全く気づくことができないまま、いつまでも作用しつづけます。
これを解除することで、あらたに最適な選択肢を身につけることができるのです。
<例>

 腰や背中に激しい痛みをもっていたクライアントさんですが、そこにこのプログラムが
作用していました。背中には数々の否定的な感情が積み重なるようにして蓄積し
ており、「自己破壊」そして「二次的な利得(それによって得られる利得)」が書き
込まれていました。
大人しく素直で従順な子供時代をすごしてこられましたが、人へのたくさんの気遣
いと鬱積した感情はストレスを深め、自律神経や内臓機能にも悪影響をもたらして
いました。プログラムが出来たのは4歳のときです。

 ・たたかうということは、人に見捨てられてしまうこと。
 ・自分を表すということは、人を失望させがっかりさせるし冷たくされること。
 ・言いたいことを言うことは、破滅して全てを失うし愛されなくなること。
この頃のそんな思いがプログラム化され、彼女は「ノー」と言うことを学ぶ機会をな
くしてきました。


それは人間関係において多大なストレスをもたらすこととなり、怒りや無力感が自
分自身の精神や肉体を攻撃する材料となっていきました。
 自分のありのままを表し正直な気持ちで本当のことを口にし、自分の尊厳を守る
ために「ノー」といったりたたかうという姿勢を身につけることは、彼女が最も望んで
いたことでした。

このプログラムを解除することで、新たな選択肢を手に入れた彼女の後ろ姿は、背
筋が伸びてとっても頼もしく思えたものでした。
<例>

 その他、長年にわたる偏頭痛や歯軋りや中毒症状や依存症の中にもこのプログ
ラムが作用していることがあります。
青年時代から社会人となっての20年に渡る偏頭痛の症状を持っていた方は、優れ
た能力に恵まれながら、偏頭痛のあまりの痛みによって成功のチャンスを逃してい
ました。いつ襲うかわからない痛みは、彼の積極性や情熱や創造力の芽をそこなわ
せるのに充分なものでした。その方には無意識の根拠がありました。小学校の頃に
作られたもので、人生を破壊的なものとすることで得られる二次的な利得という目的
も含まれていました。
 代償作用にしては、計り知れない痛みをもたらしていることに気づかれたその方は、
このプログラムを解除し成功を招き入れる体制が出来ました。