手紙

                                    2023.9.1
                   
こんにちは。お元気で九月をお迎えでしょうか。

ヒーリング後、目標達成に役立ちそうなアファメーションをご紹介することがあります。

言葉にはエネルギーがこもっているので、繰り返し唱える前向きな言葉はとても役立ちます。

「今日は新しい素晴らしい日です。こんな日は他にはないでしょう。」というフレーズを、私の朝の祈りの言葉に

盛り込んで唱え始めてから気がついたことがあります。

寝る時間になってみて、他のどの日とも違う今日だったことをよく感じるようになったことです。

今日が特別な日で、起きたことが困難なことだったときも、学びとなることや良い面に注意が向き始めます。

毎日が自然とそうなるので、明日はどんな新しい日になるのだろうと思いながら休みます。

一日の出来事や心の中で起きてきた感情の一つ一つが、より大切なものに感じられてきてとってもうれしい

発見でした。

今日は、ある詩に出会いました。
 
  
                見守る

  心の最も深いところに傷を負ったあなたが、自分を守るためにしてきたこと、

  生きるためにしてきたこと・・・。

  「感じることをやめること」

  「かかわることをやめること」

  「誰かを許さないこと」

  「自分を見ることをやめること」

  「自分が生きていないということに気づかないふりをすること」

  そうしなければ生きてこられなかった。そうしなければ自分を支えられなかった。


  でも、もしあなたを見つめている人の存在を、あなたを見守っている人の存在を、

  ほんの少しでも感じはじめたら、そーっと心の扉を開いてみてください。

  扉の向こうに新しい季節が訪れているかもしれません。

  誰かの笑顔に出会うかもしれません。

  あなたがただ自分をまっすぐ見つめてくれたということが、

  心からうれしい誰かが扉の向こうに立っているかもしれません。

           
                       岡部明美さんの 「もどっておいで私の元気!」より  



以前、心と体と魂の統合ヒーリングをした次の日の明け方、とっても印象深い夢を見ました。

私の家には住んでる人の気配がなく、入口の植木鉢に倒れそうな木が植わっていました。

家の玄関先に郵便受けがあったので開けてみたら、すごくたくさんの手紙が届いていました。

それが魂からの手紙だということがすぐに分かりました。夢の中だと知っていましたが、とてもリアルでした。

今まで一通も封を切ったことのない手紙は、帰らない住人の手に渡ることなく玄関先に溜まったまま、

いったいどのくらい時が過ぎてしまったのだろう・・・。

目が覚めたとき、魂の声をもうこんな風に放って置くまいと強く思ったのでした。

主の住まない家の庭先の、植木鉢で倒れそうな木は誰のこと・・・・・・・・。

今日この詩を読んだとき、あの日見た夢の全てを思い出しました。

扉の向こうに立っていてくれる人は、魂そのものだったことを改めて確認し胸がいっぱいになりました。

魂への扉を開き、また開きそしてまた開いて、出来るかぎり私の家に暮らして木が生きていかれるように

と思います。体は心と魂の住まいです。

魂は、あなたがどんな人かを知っているものです。魂とのつながりがなければ魂の声を聞くことが出来ません。


体や心に刻み込まれた多くの影は、魂の声がハートに届く妨げとなります。

ほんの一瞬でも自分を知るという瞬間は、貴重なものです。

心の奥にある自分の声は、どこまでも無視することが出来ます。物や形あるもの証明できるものでは

ないから、無いものとして片づけられるからです。

しかしその声がハートに届かなくなったとき、心はだんだん渇いて不足感や無感動が占領し始めます。

本当に大切なものは目に見えないところにあって、私たちが見ようとするまでじっと待っています。


                                         葉香



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