また来年。

      


                             2014.12.5

師走を迎え、皆様も慌ただしく時をお過ごしのことと思います。
今年も皆様のおかげで、一年を希望をもって暮らすことができました。
心より感謝申し上げます。
このひと月を振り返って、習慣の持つ力について考えさせられることが
多くありました。今月はそのことをお伝えしようと思います。

停滞した状態から一歩を踏み出そうとするとき、大変な力を必要とします。
オーラフィールドのあらゆる障害や経絡やホルモンシステムを整え、チャク
ラをヒーリングしたり、必要なプロセスを経過してゆっくりと動き出します。

しかしやっと動き始めたら、また目の前の問題に目を向け、ありとあらゆる
ことを考え始めます。この問題を私は乗り越えることが出来ない。私には
価値がない。怖い。きっと失敗する。動こうとしても動けない。成功したいと
思っているのに、いつも邪魔が入る。あの人のせいでそこに行くことは出来
ない。怒りや憎しみや罪悪感や無価値感という考えにとらわれ始めます。
そして再び停滞が始まります。

こうした繰り返しは、いつもしている思考がどんな力を持っているのかに気
づきにくいからではないかと思うことがよくあります。


心の中で何度も何度も上記のような否定的な言葉を繰り返すことによって、
感情や神経の働きはその言葉通りに影響を受けます。
皆様にも経験があるかと思いますが、失敗するという暗示は、繰り返される
言葉によって身体の機能を収縮し、それを現実化させます。
強い自己否定はあらゆる人間関係に悪影響をもたらします。


そのために普段どのような習慣を身につけると良いのかについて、自分なり
の方法を考えてみる必要があります。


一つの方法は、気分に流されないこと
 気分に流されていれば、次には同じ感情に負けやすくなり、決まった感情が
 第二の天性になります。
 例えば欠点を一つ見つければ、次から次へと欠点が見つかり何事にも欠点
 を見て小言が習慣化します。 これを繰り返すたびに、まるで夏の日の庭の
 ように雑草が生い茂ります。
 好ましくない感情に支配されそうになったらすぐそれを除くこと、そして、毅然
 とした態度で正反対の態度を取ること。
 暗い声で話し考えていれば憂鬱は深まりますが、思い切ってワントーン高く
 話すことや笑顔を作ることなどで気分を変えてみます。


二つめは願望を定める
 停滞や失敗を繰り返すという場合、望む目標があってもそれを決して見よう
 としないで、すぐに打ち消すような考えをし始めるのが特徴です。
 それはまるで太平洋に浮かぶ船のようです。羅針盤も持たず、上を見上げ
 る余裕も無くすほど暗いので、北極星を見つける暇を無くしてしまうのです。
 うまく行かなくなることではなく、うまく行くためにどうするかという考えにシフト
 して最善の想いを向ければ、多くの重要な計画が意識の表面に上ってきます。


三つめは決意する
 肉体の痛みや人間関係の終わりについてヒーリングしていくと、そこにはたく
 さんの決意がなされています。そしてほとんどが非常に否定的な決意です。
 本人が忘れてしまった遠い昔にした決意の中でも、生死を分けるような場合
 その否定的な決意のプログラム通りの結果を、確実に受け取ります。

 それを見るたび、人間の力は凄いなと驚くとともに、正しい決意がそこでなさ
 れたら、いったい私たちはどれ程の素晴らしい幸福を自分にもたらすことだ
 ろうと思います。正しい決意は求める事柄を最善の結果へと導き出し、人生
 に大きな違いを創造します。
 忘れてならないことは、私たちは日々思考していることによって決意している
 ということです。
 
 自信を強めてくれるような言葉や愛に満ちた言葉や完全な健康や調和、成
 功の感覚に目を向けてそれを選択し強めるように練習することなどが大切
 です。



皆様も自分なりの素晴らしい習慣をお持ちだと思います。
こうしたらうまくいくようになったという経験を大事になさって、来年もまた素晴
らしい歩みを進めていかれますように。
良いアイデアがありましたら教えてください。


今年もお蔭で師走を迎えられ、冒頭にも申しましたが、
皆様にお越しいただき心より感謝申し上げます。
来年が輝く幸せな一年でありますように、お祈り申し上げます。

                                葉香





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