2021.8.6

暑さもピークに達して過酷な日々が続いていますが、皆様お元気ですか。

この暑さもさることながら、オリンピックでの日本選手の凄まじい活躍ぶりはコロナで

落ち込みがちな気分を奮い立たせてくれます。

表舞台での短い闘いの裏にある、長年の苦しい努力の年月を人は知ることが出来ま

せん。でも言葉や仕草の端々に想像も出来ないような苦しい努力を垣間見ることが

あります。


メダリストを見ていて、何故みんなが揃ったように感謝を口にされるのか不思議でした。

そのうちに、これかもしれないと思い当たることがあって自分なりに納得がいきました。

喜びや幸せを得るのとは真反対の感情に触れていてわかったことなのですが。

否定的な感情が大きく心を占めているとき、私たちは受け取ることから遠ざかります。

真っ暗な部屋にいると何も見えないように、そこにある恵みに気づくことが出来なくなり

心をさらなる飢餓へと駆り立てていくからです。その結果、切望するばかりで満たされる

ことがないという状態を手にします。


選手たちの感謝の言葉は、メダルを取ったからだけではないという気がします。

日頃から積極的でポジティブなため、受け取ることがとても上手なのかもしれない。

自然は人が心から求めるものに応えてくれます。良いものもそうでないものも。

選手たちの目標に対する熱意と強い意志は、求めるものを与えられる人を引き寄せ

る磁力となり、支えたいという気持ちを高めたりします。

感謝って喜んで受け取り合うという意味なんじゃないかしらと思いました。

命を受け取る。自分を受け取る。一日を受け取る。人を受け取る。苦しみを受け取る。



東京でも日ごとに感染が拡大し医療の逼迫した状況の中で、少しでも皆様の気持ちを

明るく励ますような言葉はないかと探していましたら、

メダリストでもあった浜口京子さんが、短い自作の歌を歌ってくれていました。

 「宝の山がやってくる、宝の山がやってくる、あわっはっは! あわっはっは!」

下を向きそうになったとき、好きな音程で自由に歌ってみたら私には効果的でした。

この歌は、何かの闇を吹き飛ばしてしまうようなんです。


もう一つは、先月のコラムで観葉植物のチャーリーのお話をしましたが、

それをご覧になった方々から、色々なうれしいお言葉を頂戴しました。

観葉植物を長年大切になさってる方から、パキラの花言葉を教わりました。

「成功」と「快活」という意味、そしてなんと「お金」もだそうです。

なんだかチャーリーの大きな葉っぱがお札に見えてきて、笑ってしまいました。

彼はここにお越し頂いた皆様のためにも、この三つを贈り物にしています。



いつ終息に向かうかわからない感染力ですが、

昨年来、感染した方々やワクチン接種後の副反応等に対するヒーリングを何度か行っ

て来ました。全て遠隔ヒーリングによるものですが、PCR検査で陽性だとわかってすぐ

の方がほとんどでしたので、幸いにも重症化を防ぐことが出来たのかと思います。

現在蔓延しているデルタ株は、感染してから体内で広がる速度が速いので、自分で出

来る普段の予防策がとっても重要です。 

以前、コラムに掲載した感染に関するイメージと祈りは誰もが出来るものですので、

参考になさってみてください。これだけで良くなるというものではありませんが、力とな

ります。恐れることなく立ち向かい、気迫のこもった強い気持ちを胸にして感情・精神・

身体の健康をお守りくださいますように。        コラム感染症に関して

                                 葉香



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