秋の陽射しのなかで
2012.11.7
山々が色づいて美しい季節になりました。
皆様お変わりありませんか?としんみり聞きたくなるほど、毎日が目まぐるしく変化していきます。
もう少ししたら色づいた葉をその小枝から落としていくように、自然の変化の中で人も小さな変化や大きな変化を遂げていくようです。
お元気だったのに思いがけず大きな病が発覚したり、家族に起きる喜びや悲しみなどの様々な変化・・。
私の元にも新しいパートナーシップを築くために、また会社や社会の中で最高の自己実現をはかるため、またパニック発作や身体の痛みなど多種多様な目的で訪ねて来られます。
中でも重症の病にかかったときにいらっしゃる方々に接するときは、いかに不安をやわらげようかと笑顔もぎこちなくセッションが終わった後もその方のことが気にかかります。
昨年も重症の病になった人々のヒーリングをさせて頂きました。それぞれの状況は異なり、来られた意図も皆様違っていました。ヒーリングによって、手術を予定されてた方のガンが消えたことや、最小限の外科的処置で悪性のものが治癒した方など、良い効果が見られた方もいました。また予定通り手術での処置を希望されながらヒーリングを受けたいという方もいらっしゃいました。いずれも病そのものがあまりに大きな試練に思えて、自分の力が及ばない所にあると感じたときは、終わった後何日も、人によってはその結果が判明するまで何ヶ月も神に祈りを捧げました。
慢性の難病や悪性腫瘍などを拝見する際、要因となるものは精神的・感情的・魂的・信念体系などのレベルに複数の根本原因が見られることが多いようです。
ガンは傷ついたDNAが正常な細胞循環が出来なくなり、異形細胞となって暴走を始めたものです。
その増幅する力は正常細胞よりも早く、大量のDNAと巨大な核、ごつごつした細胞膜を持っています。
化学物質や放射線、ウィルス、激しいストレスによって引き起こされる免疫力の低下、発ガン物質、栄養不良や環境など数え切れない原因があります。
またガン化するまでに何十年もかかって、ある日突然発覚したりします。ガン細胞の多くは遺伝子の傷を修復するメカニズムも壊れて起きていることが多いのです。正常細胞内では、DNAのエラーが常に監視されているのですが、細胞がガン化するには、遺伝子のある部分に多くの変異が蓄積されることによって起きます。現在の医療では、ガンの栄養となる血管の新生を阻害する薬や細胞のテロメラーゼを不活性化してガン細胞の分裂能力を抑える薬の開発など、細胞レベルでの研究が進んでいます。
私のかかわった悪性腫瘍や難病の方々は、 日頃私がしている重要なプロトコルのほとんどが必要なものでした。ネガティブなエネルギーコードの修整・誓いの解除・サバイバルプログラムや破壊プログラムの解除・そしてDNAの修整。記憶の部屋の浄化や魂の統合など多岐にわたるヒーリングプロトコルは、心理的な問題だけではなくこうした重篤な症状にも良い効果があると実感しています。
特にガン細胞の形成に際して起きる、DNAの傷を修復できることは何にも増して朗報だと思います。
実際、DNAの修復がどのようになされていくのか目で見ることが出来ないのですが、DNAの修整をした後に起きる患者さんの変化を見たときに、それを実感できると思います。患者さんのヒーリングをする際にも気づいたことですが、DNAが傷ついた年代がかなり以前のものだったことでした。このことは、科学者たちの実験によって証明されていることと一致していました。
私のしているヒーリングは、自然治癒力を増すための一つのツールにすぎませんが、医療での治療を助ける役目は大いに果たせるものだと自負しています。
「治癒」が起きるときの全ての背景にあるものは、とてもシンプルな言葉で表現できる気がします。たとえミクロの細胞の傷であろうと人間同士の争いによる傷であろうと、それを癒せるものは多くのものではありません。
どのような病にも必ずその原因となるものがあります。それならその原因にたどり着くプロセスは治癒していくプロセスとも言えるのではないでしょうか。
この秋、新しく放射能被爆による生体の修整プロトコルも始めました。これはマチルダさんが先月の来日の際、示してくれたものです。これも世界で始めてもたらされた新しいプロトコルです。
生命の営みを前に、私に出来ることは本当に小さなことです。治癒するプロセスについて分かったこともあれば、進めば進むほど命の営みについて新たな疑問が生じてきます。
生きている間、様々なことが起きて変化をし続けるのが私たちの自然の営みなのですが、 どのようなストレスや弊害がいつ生じるのか予測がつかない中で生活しています。
今日のその営みの中で、日々安心の道を見出す必要があるとつくづく思いました。
皆様がお元気でいつまでも安心して幸せでいられますように。 葉香
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