トイレの神様
2016.6.6
雨の季節になりましたね。
この時期は晴れ晴れとした気分になりにくいかもしれませんが、
降る雨の音に包まれると、静かな内側へと向かいやすいです。
この時期、ぱっと気分を明るくしてくれるようなご本のページを
かいつまんでご紹介します。
それは、トイレの神様についてです。
新しい家には、何人かの神様がそれぞれに
時間差があり到着するらしいのです。
最初の神様は一番華やかなリビングに。
二番目の神様は二番目に華やかな玄関に。
三番目の神様は居間に陣取る。
四番目の神様は寝室に。
残りの三人の神様は汚れる可能性が高い場所を
安住の地に定めます。
五番目の神様は台所。
六番目の神様はお風呂と洗面所。
最後七番目の神様はトイレの担当になります。
七番目の神様が最後に到着するのは、背中に背負った宝物が
バックパッカーのように大きいリュックなのでとても重く、速くは
走れないので、最後に空いているトイレの担当になるのだそうです。
五番目の神様も六、七番目ほどではありませんが、それなりに
重たい金銀財宝を持ってくるそうです。
長く続く貴族やお金持ちの共通点を調べたところ
トイレ掃除が毎日行き届いていたという報告から、トイレや水回り
とお金との関係について、長年調べたり実際に著者本人も美しく
しているように心がけられたのです。
そしてトイレや水回りをきれいにしておけば、どうもお金にはこまら
ないということがわかったのだそうです。
私ももう何年も前から、水回りの掃除が役立つと思った人には
そのつどお伝えしていました。
結婚の話がなかなか前に進まない人に、シンクを磨き上げること
をおすすめしたところ、一月後にはプロポーズされたり、公園の
トイレを磨き続けた人にはあり得ないと思われるような機会が
人生に訪れたというご報告をお聞きしました。
しかしこの本に書かれている七人の神様のお話は、とても面白く
私の心を強く動かしてくれました。
今まで人にお話しするばかりで、私本人にはこれといってすごい
と思うようなことは感じられませんでしたが。このご本に出会い、
七人の神様のお話を知ってから、私のトイレ掃除には今までにな
かった何かが加わったような気がします。
そして私自身がびっくりするような出来事に遭遇し、これは本当の
ことに違いないと思ったので、こうして皆さまにお伝えすることに
しました。
梅雨の季節は水回りも汚れやすいので、普段よりも気をつけてい
ようと思います。
皆様にも是非お読み頂きたいのでご紹介します。
「ごえんの法則」 小林正観 大和書房
伊澤 葉香
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